用語集
餓鬼(がき)とは…
餓鬼とは、生前において強欲で嫉妬深く、物惜しく、常に貪りの心や行為をした罪のむくいで、餓鬼道に落ちた死者のことであります。
餓鬼道とは、仏教で説く六道、あるいは三悪道の一つで、ここに落ちた者は、常に飢えと乾きに苦しみ、腹は膨れあがり、のどは針のように細く、食物、飲物を手に取ると火に変わってしまうので、決して満たされる事がありません。
餓鬼の苦しみを鎮める方法があり、それは施餓鬼会、施餓鬼供養、お施餓鬼です。本光寺では、お盆月の8月18日に行い、必要であればいつでも行います。
子供を餓鬼、悪餓鬼、餓鬼大将と呼ぶのは、子供は貪るように食べることがあるため、餓鬼(ガキ)が比喩的に用いられるようになりました。