寺子屋教室 仏画講座

2019年6月30日をもちまして、仏画講座の新規ご入会は受付終了させていただきました!
お車の方は駐車料金(20分100円・最大1,000円)が別途かかります。

仏画講座 -ご挨拶-

こんにちは、仏画教室を開講している尾藤政招です。
私は、写仏を始めて20年になります。安達原玄先生に師事し、教室に通いました。
安達原先生は、仏画を世に広めたいと望んでおられることから、弟子である私も一人でも多くの方に仏画を描いて戴きたいと思い、平成18年から本光寺で仏画教室を開講しました。
私の仏画に対するモットーは、気持ちを込め丁寧に描くことです。
仏画の第一歩は、色紙に仏様を描くことから始めます。小さなパネルから始め、今では大きな40パネルに仏様を描いている生徒さんもいるほどになりました。
当教室では老若男女の方が熱心に仏画を描いています。どなたも最初は、自分に仏画が描けるだろうかと心配されますが、心配無用です。絵の経験等も必要ありません。初めの作品から、心のこもった、自分のお気に入りの仏画を描くことができます。生徒さんの中には友達や母親の方と一緒に参加している方もいます。
仏画を描くと気持ちが落ち着きます。作品が完成すると、皆さんが自分の描いた仏様に満足されています。生徒の皆さんの満足した笑顔がとても印象的です。
仏画でご自身のみ仏を描いてみませんか。気楽にご連絡ください。
ご参加お待ちしています。

第三十五世住職の父 尾藤政招 合掌

尾藤政招先生 -履歴紹介-

尾藤 政招(びとうまさあき)
昭和19年 香川県観音寺市にて出生する。
平成 6年 安達原先生の仏画教室に夫婦で通い始める。
(甲府教室16年間、清里教室7年間)
平成18年 本光寺で仏画講座を開講する。
現在

下田の上原仏教美術館の写仏教室で講師を勤める。
伊豆新聞(平成19年11月掲載PDF)
伊豆新聞(平成20年8月掲載PDF)
伊豆新聞(平成21年8月20日掲載PDF)
上原仏教美術館(平成22年7月15日掲載PDF)
伊豆新聞(平成22年9月8日掲載PDF)

安達原先生の仏画教室にも通い続ける。

作品一覧はこちらの「作品集」ページをご覧ください

仏画講座に参加されている方々の感想

  • 他の仏画教室に通った経験ありますが、受講時間が短く、準備や片付けに時間が掛かります。本光寺の仏画教室は5時間と長いので、落ち着いて仏画が描けます。
  • パソコンで閲覧してから、「仏画教室に行こうかどうしようか」と一年近く迷っていました。仏画教室に参加してみて、「迷うことなく早く来ればよかった」と嘆きました。
  • 以前に通っていた仏画教室では、線描きばかり何か月もやらされ、途中で挫折しました。本光寺の仏画教室では、最初から仏様を描かせていただけるので、一歩一歩上達したいと思っています。
  • 仏画教室の雰囲気が良く、伸び伸びと描かせていただけるので、毎月楽しみにしています。
  • 最初は、「絵心もないのに仏画が描けるかどうか」と心配していました。観音様(御顔)を色紙に描くことから始まり、6号パネルに入り、そして今では12号パネルに如意輪観音菩薩を描くまでになりました。「丁寧に描けば誰にでも出来るのだ」と気付き安心しました。
  • 作品を持ち帰り家族に見せるのが楽しみです。また、近所の方が作品を見て、「貴女が描いたの?」と大変に驚いていました。最近では、来客の方に作品を見ていただくのが一番の楽しみです。
  • 私は年齢が60過ぎで、話をメモしないと忘れてしまいます。しかし、先生が資料を配布してくれるのでメモも必要ありませんし、自宅でも資料を見ながら正しく仏画を進めることが出来るので助かります。
  • 仏画作品を小さい作品から大きな作品まで自由に変えることができるので楽しみです。

仏画奉納

天井画「飛天」と「花弁」75枚を本光寺に奉納 令和元年6月19日(水)

天天井画「花弁」72枚を本光寺に奉納 平成28年12月9日(金)

天井画「龍」と「花弁」20枚を本光寺に奉納 平成28年3月5日(土)

不動明王作品を延暦寺に奉納 平成20年7月24日(木)

千日回峰行者の酒井雄哉大阿闍梨に仏画『不動明王』を献上

7月24日に比叡山・延暦寺は不動堂に行き不動明王の仏画作品を奉納してまいりました。この作品は5月初めから取り掛かり7月中旬までかかりました。作品を仕上げるのに20号パネルの試作品を2枚と40号パネルの奉納作品を制作しました。作品完成後、大阿闍梨とのコンタクトを取るには30日以上掛かると聞いていましたが1週間後に行く事となり驚きました。

当日、京都は38度の猛暑でサウナ状態でしたが待合せの不動堂・長寿院には時間前に到着しました。間もなく酒井雄哉大阿闍梨がお見えになりました。初めてお会いした印象は元気で82歳には見えず又、偉ぶるところも無く、優しそうで大変愛想よく感じました。大阿闍梨自らお茶など入れて戴き大変恐縮しました。大阿闍梨は不動明王の作品が届くのを待ちわびていた様子で早速、紐を解き不動明王作品を御覧になり、上機嫌となり大変気に入って頂きました。

私は安堵すると共に、不動明王の体の色が何故、金色を希望されたのか、聞きたいと思っていた矢先、察したように大阿闍梨から説明がありました。其れによると、不動堂の以前の住職が新撰組とトラブルがあり不動明王の掛け軸が無くなったそうです。その不動明王の体の色が金色だったそうです。それ以来延暦寺・不動堂には不動明王の仏画が無かったと話されました。

早速、大阿闍梨は不動明王作品を掛ける部屋に案内され、この部屋の床の間に掛けるとの説明でした。私の仏画がこのような形で不動堂長寿院に残していただける事に大変感謝し、描いた努力が実り大変に嬉しい気持ちで一杯となりました。

その後、明王堂に移動して護摩を焚いて戴き、身体健全の祈願を受けました。

再度、長寿院に戻り、仏画作品を入れて記念の写真撮影を取らせて戴きました。テレビ、ラジオなどマスコミでも有名な酒井雄哉大阿闍梨は千日回峯行を2回(平安時代からこれまで3人のみ)出られた生き仏です。私にとって、この日は人生で最大の良き日であると感じつつも、予定時間を40分超過となり、延暦寺を後にしてまいりました。

尾藤政招 合掌

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