用語集

 

  • 一乗(いちじょう)とは…

    唯一の乗物の意味。

  • 一念三千(いちねんさんぜん)とは…

    一念にも三千世間を本具するという意味を表す。

  • 因果(いんが)とは…

    原因と結果のこと。結果を生ぜしめるものが因で、因によって生じたものが果。

  • 因縁(いんねん)とは…

    因と縁。結果を生ずる内的な直接原因を因といい、外からこれを助ける間接原因を縁という。

  • 生霊(いきりょう)とは…

    生きている者の霊の祟り。生きながら恨んでいる者に憑る霊のことである。

  • 異体同心(いたいどうしん)とは…

    身体は異なっていても心は同じであるという意味。

  • 一部経(いちぶきょう)とは…

    単に部経ともいう。一経の全部という意味。

  • 忌明け(いみあけ)とは…

    「きあけ」とも言う。四十九日を終えた時を忌明けという。

  • 院号(いんごう)とは…

    尊称として戒名の上に加える称号をさす。

  • 引導文(いんどうもん)とは…

    死者をほとけの教えにいらしめる際に諷唱する文章。

  • 一生成仏(いっしょうじょうぶつ)とは…

    凡夫の一生のうちに成仏すること。南無妙法蓮華経と信持口唱すれば未来後生をまたず、一生のうちに即身成仏できるということである。

  • 一尊四士(いっそんしし)とは…

    本門の教主釈尊の左右の脇士に本化地涌の四大菩薩(上行菩薩・無辺行菩薩・浄行菩薩・安立行菩薩)を配する本尊。

  • 一塔両尊(いっとうりょうそん)とは…

    塔中の妙法蓮華経の左右に釈迦牟尼仏・多宝仏を配する本尊。

  • 一本花(いっぽんばな)とは…

    これは葬儀に関するものの一つで、遺体を北枕に安置し、その枕辺に小さな机を用意し、香炉、灯明、枕団子、枕飯などと共に華瓶に一本だけ挿した花を供えることをいう。

  • 位牌(いはい)とは…

    霊牌ともいう。死者の霊を祀るために法名(戒名)又は俗名を記す長方形の木牌である。

  • 位牌堂(いはいどう)とは…

    死者の法名を書き仏壇に安置する位牌を収納した建物。

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